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そこに神はいたのか







夜が明け始めた午前5時
剱へ向けて出発

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朝日が差し込んできた

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目の前がオレンジ色に染まる

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前方には前剱
あれを越えなければ剱の姿は拝めない
既に取り付いている人が数名

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取り付く前は穏やかな道のり

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我が家のあるテン場はあんなに小さくなった

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前剱到着
鋭利な刃物のような岩肌の剱がお出まし

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ここから一旦下って、再び登り返す
足場も狭くなってきた
相方の姿が“climeber”な感じでかっこいい

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先ほどいた前剱を振り返る
富山側があんなに切れ落ちていた事を知る (((( ;゚д゚)))アワワワワ

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いよいよ核心部

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ほぼ垂直としか思えない
先を行く方のお尻しか見えませんw

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足がかりとなる杭の間隔が広く
どうしても足が上がらない
どうやって登ろうかと冷静に判断している最中
後続の方が右足をもっと上げろとアドバイスしてくれるのは有難いのだが
そんなに足、長くないですからーっ!(TДT)

自力で必死に登ってますw
 
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核心部を抜け、一息ついて振り返る
平蔵の頭のナイフリッジがすごい切り立ってる

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 こんにちは剱岳
 ここまで登って来ましたよ

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取り付いてしまうと
ここまで登ってくるのが必死で
神々がこの山にいるのかなんて
すっかりどこかへ行ってしまった

遠くには槍や白馬も
あちら側から剱を眺めていた時のあの感情は
頂に着いてしまうと正直全く感じなかった

ただただそこにある景色が美しくて
ここに来れた達成感があるだけ

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さあ、お家へ帰ろう
復路の核心部へ

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往路のカニのたてばいより
こっちの方が怖かった
難しくはないんだけど、高度感がね・・・

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平蔵の頭は団体さんで渋滞中

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取り付いて、下から撮ってみる
ここも下から見るとほぼ垂直w
けれど足場がしっかりあるのでちょっと大きなジャングルジムぐらい?

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我が家は見えるかな
もう少しでこの山行も終わり

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テントを大急ぎで撤収
最終のトローリーバスまでコースタイムギリギリ
重いザックを背負って下りまくる
雪渓はグリセードで時間稼ぎするものの
もう足はヨレヨレ、身体はヘロヘロ

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最終トローリーバス出発5分前!
ギリギリセーフ
もう死ぬ・・・

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相方は笑顔を見せる余裕も
なんなんだこの違いは。。。_| ̄|○

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初黒部ダム~!しかも放水中♪
けれど写真を撮るのも精一杯
とっくに体力ゲージは0を切ってます

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信濃大町駅に着き、松本行きの電車が出るまで30分
この30分の間にどうしても風呂に入りたい!と言う事になり
駅の売店のおばちゃんに伺ったら
駅から5分程度のこちらの宿で風呂に入らせて貰えるとの情報

突然押しかけ、その上風呂に入れる時間は15分しか無いなんて
無理なお願いばかりなのに、嫌な顔もせずに対応してくれた宿のご主人
本当に有難うございました

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剱岳

神々が住む山

たぶんね・・・(´∀`*)テヘペロ






special thanks to Erika & Namihe~





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