すっかり雪山に取り憑かれてしまった。



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そんな訳で東京都心で45年ぶりの大雪を記録したその日。

硫黄岳を目指していた。



出発の前日。JR東日本は土曜始発からの列車の運休を軒並み発表。

おいおい、本当に茅野駅まで辿り着けるのか?(;´Д`)


JR東日本に問い合わせると“あずさ”の始発1号だけは運行するらしい。

奇跡的。なんで1号だけは運行するんだJR?

土曜日午前7時。

とりあえず無事に新宿駅を出発。


徐行運転を繰り返し、列車は10分送れで茅野駅に到着。

そこからバスに乗り美濃戸口へ。


まだ午前中と言う事もあり、風も無く雪もさほどひどくは降っていないが

だいぶ積雪量も増えてきた。

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準備を整え、まずは美濃戸山荘までの林道を行く。

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しんしんと降り続く雪。

ザックやフードを被った頭にどんどん雪が積もってゆく。

先週の異常高温の時に降った雨のせいで、

林道の表面はツルツルのアイスバーン。

その上にさらさらのパウダースノーが降り積もり

歩きにくい事この上ない。ヽ(`Д´)ノ

夏道だってこの林道は長く感じるというのに

このコンディションじゃ、歩けども歩けども全く進まない。_| ̄|○  





美濃戸山荘に着く頃には結構体力を消耗していた。

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ここで暖かいコーヒーと 先日頂いたCLIFBARでエネルギー補給。

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雪はこれでもかという位に降りしきり、だいぶ視界も悪くなってきた。

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北沢ルートに入るとゴーゴーと強風が木々を揺らし

カメラを構える気も失せてくる。。。(;´・ω・) 

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やっと堰堤広場に着いたのは14時半。

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だいたい夏道のコースタイム40分押しペース。(;´Д`)

まあ、こんな天気なので無理は禁物。

ここでいよいよアイゼン装着。

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アイゼンを履いた途端スピードアップ。

今まで歩行が嘘のよう。なんでもっと早く履かなかったんだ?

岩の上に積もるキノコの笠のような雪とか、

サラサラと流れる北沢の美しい流れとか

カメラに収めつつ・・・・なんて余裕は微塵も無く

必死に歩くこと1時間ちょっと。

赤岳鉱泉が見えた時には、迷子の子供が母親を見つけた時の如く

安堵に包まれた。(ってオーバーなw)

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おおっ!こんなお寒い中アイスキャンディーでクライミング!

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テン場も降りしきる雪で真っ白。

今日は寒いって。軽ーくマイナス20度ってな感じでしょうよ。(((( ;゚д゚)))

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 吹雪くとねー、小屋が正解。

この日の夕飯は名物のステーキではなく・・・

豚しゃぶと焼き魚。(´・ω・`)

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いや、でも美味しかった。

アツアツのしゃぶしゃぶをハフハフしながらビール。最高じゃないか。

暖かいものが食べれるって本当にありがたい。。。



食後はブランドの品々で彩られたちょっとかっこいい談話室で宴。

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小屋のご好意で地元産のワインをいただき・・・

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更に、これまた先日いただいたスキットルに仕込んで来た酒(今回は麦焼酎)を

お湯割りにし、まーったりと過ごす。

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窓の半分まで降り積もる雪。

ぽかぽかの小屋の中にかすかに広がる石油ストーブの臭い。

なんだか青森のおばあちゃん家を思い出す。


それぞれ好きな酒や肴を持ち寄り、静かに山の話に花を咲かせる山屋たち。

そんな空間を眺めつつ、独りお湯割りを飲みながら、

なんとも言えない暖かい空間に身を任せる至福の時間。

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 明日は晴れるといーなー。。。






*赤岳鉱泉、本当に良い山小屋です。
 キレイで過ごしやすくて、冬季はやっていませんが、お風呂もあります。
 



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