午前5時半。

辺りはまだ真っ暗。

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お湯を沸かす『ボーーーーーーーーーーーーっ』というバーナーの音を

聞きつつ、誰もいない自炊室でぼーっとコーヒータイム。





赤岳鉱泉は水筒用のお湯が有料なので、テルモス2つ分のお湯も沸かす。

『ボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ』

負けじと此方も ぼーーー( ゚Д゚)
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2日目の天気予報は晴れのち雪。

しかし、先週の異常高温で凍った表層に昨日降った新雪で

『赤岩ノ頭の手前での雪崩』の危険性が非常に高い。

あえて数組が先に出発するのを見送り、

状況を見極めつつ、ダメだったら引き返す予定。


さて、どうなることやら・・・
朝食を済ませ、準備をして小屋を出る。
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東の空がうっすらと白み始める。

雲ひとつない快晴にテンションが鰻登り。(*゚∀゚)=3





長い長い行列の最後尾に付け、のんびり樹林帯歩きが始まる。
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30分もすると横岳の方角から朝日が差し込んできた。
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横岳、大同心、赤岳までクッキリ。

山頂は強風に煽られる風雪が北斎の波の様な造形を作り出している。




真っ白いフカフカの雪の上に落ちる木々の影。

コントラストが美しいんだ。コレが。

もうルンルンなのだ。
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 少しづつ高度を上げる。

木々の隙間から見える硫黄岳方面。
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パラダイス銀河じゃなくてパラダイス雪山♪もう言う事無し。

いや、まだ登頂してないから言う事はいっぱいあるんだが。

それでも、この景色が見れただけでもそれなりに満足だ。



しかし行く手は、どこぞの人気ラーメン店?ってなくらいの大行列。

実は先発隊(全く知らないパーティーだけど)がワカンでラッセルしながら

ルートを作ってくれていて、更に赤岩ノ頭手前まで偵察に行ってくれている模様。

お陰でのんびり撮影したり、一服したり、最高の景色を前にまったりする

時間がたっぷり取れて、ありがたいのなんのって。
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『オッケーだぞー!行けるぞー!』と前方から伝言ゲームの様に

後ろへ後ろへと連絡が入ると一気に前に進み始める。





そしてそして、森林限界ギリギリ。

蒼天に咲く霧氷。ムヒョー!(*´д`*)

これが見たくてここまでやって来たんだ。

感無量。バカみたいに霧氷の写真ばかり撮りまくるw
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いよいよ雪崩危険地帯へ突入。

間隔を空けながらも一気に通過。
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稜線に出たー!

この展望。青と白の世界。

これだから雪山は止められないのだ。
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振り返れば、白く輝く稜線。(*´д`*)
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雪に埋もれた標とシュカブラ。

どうしたらこんな模様になるんだろうねぇ。自然って美しいねぇ。。。
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少しガスってきたけど、山頂まではあとちょっと。

思ったほど風も無く、晴天のお陰でそれほど寒くない。
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前の人のトレースを踏み外すとあっという間に股下まで足がズボッと嵌る。

写真には無いが左がスパッと切れ落ちている所で踏み外し、肝を冷やした。
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冬だと本来なら岩の右側を巻くはずらしいが、

今年は何故か左にトレースがついているらしく岩場をよじ登る。

岩場は風で雪が飛ばされ、岩と雪のミックスでアイゼンを履いた足の置き場に

難儀しつつ慎重に足を進める。

この岩を超えればもう少し・・・
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だだっ広い硫黄岳の山頂に到着。
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だいぶガスっちゃってねー。

北アとか南アとか・・・全然見えませんでしたよ。トホホ_| ̄|○

ま、それでも途中で素晴らしい景色見せてもらったんで贅沢言いません。

いや、本当は見たかったけどね。北アの峰々がズラーっと並んだ姿を・・・



あー、真っ白。真っ青。

マイルドセブンのCMみたいだ。(古っ)

因みにタイトルのFeel to the BLUEは1996年~1998年のマイルドセブンのキャッチコピーw

視界のすべてが好きな色だけで構成されてるって最高。
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大同心もこの迫力。夏に見せる姿とは全く違う。
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いつもの事ながら下山はサクサク下っちゃうんであまり写真ありません。


あ、1枚だけ頂いた下山する図を・・・
慎重に下る

へっぴり腰で慎重に下るオイラ。。。必死だなwww

手前で笑ってる女子が見切れてますけど、ま、気にしないで下さいw





あっという間に赤岳鉱泉まで下り、再び身支度を整えたら美濃戸口まで出発。

という訳で前日、白く霞んで冴えない画しか撮れなかったアイスキャンディーをば。

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キレイなガリガリくんソーダ味色。

かじったら本当にソーダ味がしそうな気になってくるw 



30cmくらいの分厚さの雪が積もった橋をいくつも渡って・・・
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往路で撮れなかった写真を散々撮りまくり、

こんもりと雪の帽子を被った岩の間を流れる清流に癒される。
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昨日とはまったく違う景色の美濃戸山荘に到着。
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夏も冬もやっぱり長い林道は最後の力を振り絞って歩かなきゃならんのだが

それでも、大好きな雪の中を歩くのは気分が違う。

そろそろゴール間近。名残惜しくてしょうがない。。。(´・ω・`)
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もう雪山という病にかかったからには、とことん楽しむと腹をくくったんで

今シーズンはもうちょっと雪と戯れてやるー!(`・ω・´)








・・・なんて悠長な事を言っているバヤイではなかった。


東京方面の電車は大雪の為、完全に麻痺。

運休から開始したばかりの1時間遅れ発車のあずさに

ギリギリ乗り込めたのもの、茅野駅から新宿まで立ちっぱなしの3時間という

まったく嬉しくないオマケ付きの山行となってしまったのだった。。。_| ̄|○  





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special thanks to Fumio Nakayama & yamagirlnet
Providing photo by Fumio Nakayama



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